今日という日の記録

上橋菜穂子さん「獣の奏者」

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上橋菜穂子さん「獣の奏者

獣ノ医術師の母ソヨンと暮らす少女エリン。闘蛇を死なせた咎で処刑される直前、母は不思議な指笛で娘の命を救う。母と同じ道を志したエリンは、傷ついた王獣の子リランに出会う。決して馴らしてはいけない聖なる獣・王獣と心を通わせる術を見いだしたエリンは、やがて王国の命運を左右する戦いに巻き込まれていく――。世界中で愛される、苦難に立ち向かう少女の物語。

Amazon 「BOOK」データベースより

 NHKでアニメにもなった有名な小説だったのですね。何の情報もなく読み始めたので、読み終わった後に知りました。5冊合本ということで、読み終えるまで相応の時間がかかりましたが、飽きることなく読み進めました。

 私は、こういうファンタジー物ではよくあることなのですが、世界観を掴むことが難しく「闘蛇」「王獣」といった創作生物をイメージすることができなくて、そこが少々辛かった。想像力が足りないのかな。

 主人公のエリンなのですが、こういうストイックで頑固な人がちょっと苦手です。現実で、私の周りにいたらあまりお近づきになりたくないかも。多分、平常心を保てなくなるから。

 でも、お話としてはありですよね。エリンが主人公だから成り立ったお話なのでしょう。

 

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