先日「ゲーム・オブ・スローンズ」のことを書いたら唐突に「ポルダーク」を思い出しました。
数年前、まだWOWOWを契約していた頃、楽しみにしていた英国のTVドラマです。
風の勇士ポルダーク
原作は、英国の作家ウィンストン・グラハムさん。
18世紀英国のコーンウェル州の美しい海辺が舞台です。ドラマではバージニア植民地の独立戦争で負傷したロス・ポルダークが故郷に帰還したところから物語が始まっています。
そこで待っていたのは、父の死と多額の負債と荒れ果てた土地と鉱山。そして、愛する女性は従兄弟と婚約していました。全てを失ってしまったかのようなロスですが、自力で立て直そうと奮闘する物語です。
主演は、英国の俳優エイダン・ターナーさん。もう素敵すぎです。彼に魅入られてドラマを視ていたようなものです。
原作の翻訳本
ドラマはシーズン3まで視たのですが、諸事情によりWOWOWを解約したことで、シーズン4以降視ることができなくなりました。
だったら原作を読もうと思ったのですが、なんと未和訳でした。英国ではベストセラーになっていたようなのに、未和訳だなんて本当に残念。
そこで、だったら自分で翻訳してやる!なんて意気込んで原書を取り寄せました。
エイダン・ターナーさんが表紙のペーパーバックの方にしておけばよかったと後悔。
ですが、買ってしまったので、早速翻訳に挑戦してみました。
1945年から1953年に出版されたからなのか、現代では使われていないかもしれない単語も出てきて、文脈の流れから「こんな意味?」で片付けてしまうことも多く、20ページほどで挫折しました。
14ページでプロローグが終わり、ようやくロスが登場したのですが、その頃、迂闊にもネタバレサイトで最終章のストーリーを知ってしまい、そこで熱が冷めてしまい、現在は本棚にしまい込んだままになっています。
今回、ポルダークのことを書くにあたって調べてみたみました。
原作は12冊ですが、TVドラマは最初の7冊のみしか描かれていないそうです。視聴率があまり良くなくて、打ち切りになったとかそうではないとか。
だとしたら、ネタバレサイトで読んでしまった以降のお話はまだ続くのか。
だったら、また再開してみる?今後も訳本は出版されそうにないし、この翻訳をライフワークにしてみる?職業ではないのだから大体の意味が分かればそれでいいのだ。ボケ防止にもなるかもしれない。
嘘です。壮大な戯言です。
どなたか翻訳してくれませんか?