若い頃、お盆休みやお正月休みで帰省すると、必ず一緒に飲みに行く友人が2人いました。保育園・小学校・中学校とずっと一緒です。
あるお盆休み、飲みに行ったカラオケスナックで、郷ひろみさんの「お嫁サンバ」を3人で歌いました。
「恋する女は綺麗さ~~」
歌い終わった私達に店主が「そんな歌ばかり歌っていないで、3人とも自分の結婚の心配をしろ」と言ったのです。独身女3人で大笑いしました。
二宮敦人さん「恋のヒペリカムでは悲しみが続かない」
「無料のホストクラブ―巷でそう噂される、謎の洋館「ヒペリカム」では4人の容姿端麗な男たちが共同生活を送っていた。自由気ままな紳士、真面目な眼鏡男子、天真爛漫な王子、そしてクールな元NO.1ホストの檜山。彼は今日も女性客をもてなす。なぜ、彼女たちと無償で向き合うのか?捨てたはずの過去とは?その胸に秘めた想いが明かされる時、止まっていた時間が動き始める!全ての悩める人々に幸せを運ぶ感動の恋物語!作家活動10周年記念作品。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
Amazon 「BOOKデータベース」より
内容を知らずに読み始めたのですが、普段は手にしない恋愛小説でした。
こういう生き方。こういう形の恋愛。私には縁のない世界だなと淡々と読み進めました。
著者の二宮敦人さんは「最後の医者」シリーズを書かれた方なのですね。読んだことはありませんが、以前、娘が「何回読んでも泣くんだよね」と言っていました。
今は、ダウンロードした未読の小説が何冊かあるので、それを富み終えたら読むかもしれません。
恋愛に関するトラウマがあるのか?
恋愛に関して何かトラウマを抱えているのか、男女間の愛とか恋とかに関して苦手意識があります。
ここ数年、ドラマや映画でも純粋な恋愛モノは視ていません。本も読みませんが、上記のように、何気なく読み始めたら恋愛小説だったという場合もあります。
先日、職場でドラマの話になった時「恋愛ドラマはいいよ~。絶対に視たほうがいい」と50過ぎのボスが言ったのですが、思わず「えっ、気持ち悪いから視たくない」と言ってしまいました。
なぜなのか自分でも分かりません。過去の上手くいかなかった恋愛や、もしかしたら失敗した結婚を引きずっているのかもしれません。
もう、愛だの恋だのに心を引っ掻き回されるのがコリゴリなのかもしれません。
恋をすると女性ホルモンは増えるのか
一般的に、閉経すると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減るそうです。それに伴って様々な心身の不調も起こるようです。
肌が乾燥するのも、その症状の一つだとか。だとしたら、私が頑張って乾燥小じわと戦っても勝ち目がないかもしれません。
そのエストロゲンを補うサプリメントや治療法もあるらしいのですが、私は、自分自身に対してそこまでしなくてもいいかな?と思っています。
そして、私にとって大問題なのは「恋をすると女は綺麗になる」というパワーワードです。本当か嘘か分かりませんが、よく耳にする言葉です。
恋愛に年齢制限はないと思います。ですが、それは私にとっては所詮他人事でしかありません。
「体の栄養は必要だけれど、心の栄養も必要よ」と言われたことがありますが、私の心の栄養は東北楽天ゴールデンイーグルスだから大丈夫。
こうなったら表面を綺麗にするよりも、内面を磨いて綺麗にした方が良いのではないかと思えてきます。
そっちの方が遥かに難しいのですけれどね。
幸せな恋人たちはイルミネーションの中、手をつないで歩く