8月くらいに特別支給の老齢厚生年金請求必要書類が届きましたので、併せて老齢年金繰り上げ請求手続きに行ってきました。
3年繰り上げての支給となりますが、減額は月額で13,000円程。これを多いとみるか少ないとみるか。
いざ65歳となり、仕事を辞めて無収入となった時に、この13,000円が家計に大きく響き、繰り下げとまではいかなくとも、せめて65歳まで待てば良かったと後悔することになるかもしれません。
ですが、明日には交通事故等で死んでしまう可能性もあります。そうしたら、今まで40年間も払い続けた総額何百万円分もの年金を1円も受け取らずに終わってしまうのです。
それは虚しすぎる。
なので繰り上げ請求を決めました。働ける内は、手を付けずにそのまま貯蓄に回そうと考えています。
老齢厚生年金請求必要書類
- 年金手帳
- 年金請求書
- キャッシュカード
- 戸籍謄本と住民票
1.年金手帳
必須です。
私は青色と橙色の2冊を持っていますが両方持参し、両方とも見せてと言われました。
2.年金請求書
あらかじめ記入しておきます。
記入に際して参考にした動画です。
www.youtube.com
3.振込口座のキャッシュカードまたは通帳のコピー
私の場合は、30年ほど前に合併された銀行のキャッシュカードをそのまま使っています。
どうやらキャラクターのレアものらしく、磁気がダメになるまで使い続けてはいかがですか?と言われたので、そのまま使い続けています。
年金の請求に必要なのだけれど、ネットバンキングで紙の通帳を持っていないのだが、どうすればいいですか?と銀行に問い合わせたところ
・ログインした後の画面に表示される口座番号連絡書を印刷して持参すればよいとのことでした。
4.戸籍謄本と住民票
マイナンバーと紐づけされていても、必要となる場合もあると書かれていたので、年金事務所に確認したところ、用意しなくても大丈夫ということでした。
*あくまでもマイナンバーと紐づけされている必要があるようです。
老齢年金繰り上げ請求必要書類
上記書類と併せて必要になるのは
・雇用保険被保険者証
・老齢基礎年金の繰り上げ請求書類
これは↓ダウンロードしました。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/todokesho/rourei/kuriageseikyusho.files/102.pdf
老齢年金を始めて請求するとき(老齢年金請求書添付用)用です。
既に老齢厚生年金を受給されている方は、別の書式です。
手続きを終えて
1か月ほど前から準備を始めて、予約もしておきましたので、手続き自体はスムーズに済みました。
・ひと月当たりの減額率は、62歳0か月ですので0.5%。
・繰り上げ請求をした場合の、老齢年金総受給額逆転年齢はほぼ17年後。
・減額になりますがいいですか?
・この後、障害基礎(厚生)年金を請求することはできませんよ。
等々、数項目からなる確認と注意事項の説明がありました。全て納得済なので署名をして終了です。
2年ほど前に出してもらった算定年額より、5,000円程減りました。
まぁ減ることはあっても増えることがないのが老齢年金ということで。
処理が間に合えば来年2月から。間に合わなかった場合は3月からの支給となります。
分かっていたことですが、徴収は早いのに支給は時間がかかりますね。
もう、これで後戻りはできないし、この年金全てを貯蓄に回すことができるよう、心身ともに折り合いをつけながら働き続けることになります。
頑張りすぎないよう、ほどほどに頑張ろう。
*自分にだったら何百回だって頑張れ!と言える。
蛇足
どうでもいいことですが、対応してくださった職員が全く冗談の通じない方でした。
職員「65歳までに再婚したり再婚相手が亡くなったりした場合はまた変わってきますよ。あり得ませんけどね」
私「えっ、分かりませんよ?」
職員「えっ、可能性あるのですか?」
私「おそらくないですけど」
職員「ですよね」ニコッともせず。
失礼と言えば失礼な物言いですが、それが世間の認識なのでしょうし、結婚は1回で十分です。