今日という日の記録

退職ならず

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7月末日をもっての退職が決定したはずだったのが、想定外の事案が発生してしまい退職ならず。

よくある話で、一応引き留められ、1週間経っても考えが変わらなければ受理しますという話。

その1週間後、辞めるの辞めないのやっぱり辞めるのとなるのは潔くないので「辞めます!」と宣言するつもり満々で出社したところ、私がいないところで事件が勃発していた。

詳しい内容を書くわけにはいかないけれど、口撃バトルが繰り広げられたようだ。

その場にいたら「いい加減にしろ!」と大きな声を出していた可能性があるから、いなくて正解だったかな?とも思う。

 

本当は、もう辞める私には関係ないことだと割り切ればよかったのだが、私が辞めるということが発端となってしまったので「分かった、辞めないから」となってしまった。

で、なぜそうなってしまうのかよく分からなかったのだが、調整役になってしまった。

あっちと話し言い分を聞き、こっちと話し同じく言い分を聞き。それをボスに報告。

丸く収まるかどうかは知らないけれど、やれることはやった。もうこれ以上できることはないし、その結果がどうであれ、私には関係がない。というか、これって私の仕事か?

 

先日、件の人と3時間近く話をして疲れ切ってしまったのだが、その日は何とボスがお休みときた。

件の人が帰った後、ボスに「今、電話してもいいですか?」とメッセージを送ったのだが返事がない。既読にもならない。

面倒くさいなぁと思いながら、スマホで苦手な長文メッセージを送信。それでも、既読にならない。

もう、無責任過ぎるだろうと、改めてスマホの画面を確認したところ、一つ上の送信メッセージが「おはよ」となっていた。

しまった、息子に送ってたわ!既読になっていたから慌てて「ごめん、間違えた!」と送信。

もう一度、あの長文を入力する気にはならないので、問答無用でいきなり電話した。

その夜、息子から電話がかかってきた。

「お母さん、大丈夫?揉め事に巻き込まれた挙句に結局辞められなかったの?」

そして「そういうところお人好しだよね」と言われ、そうだなと思う。最後の最後で冷徹になれず「分かったよ」と言ってしまう。

 

しかし、今回の件に関しては、私がお人好しだからというだけのことではなく、正直なところ打算もあった。

ボスを筆頭に私に辞めるなと言ってきたよね?中には「じゃあ私も辞めます」と言った人もいたよね。

だったら、今後の私の働き方についてわがまま言っていい?楽させてもらっていい?

後で自分勝手だ、一人だけ楽しようとしているとか言い出さないよね?

給料上げてくれとは言わない。プレッシャーから解放されて、心身ともに楽になるようにして欲しいというだけのことだ。

現状、それが望めないから退職を申し出たという話。

最終的にいつまで働くことになるか分からないけれど、在職中はできる範囲で頑張るとする。

そう言いながら70歳くらいまで働いていたらびっくりだよね。

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