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中華時代劇への入り口
随分前に、無料漫画サイトで「薬屋のひとりごと」の無料分を読んで、気にはなっていたけれど、その頃は本にお金はかけないと決めていた時期でもあり、3巻くらいまでしか読んでいなかった。
昨年、待望のアニメ化。そして、この冬には2期も始まり、ストーリーを追うのであればアニメでいいかと。
で、こういう中国の皇室とか後宮って、どんなものだろうと思ったのがきっかけ。
Amazon のKindle Unlimitedでこちらを知り、読み始めた。何巻目かから有料になったのだけれど、続きが知りたくて購入。
「死王が生まれた」大光帝国の後宮は大騒ぎになっていた。
謀殺されたと噂される妃嬪の棺の中で赤子の遺体が見つかったのだ。
皇后の命を受け、騒動の沈静化に乗り出した美貌の宦官・延明(えんめい)の目にとまったのは、
幽鬼騒ぎにも動じずに居眠りしてばかりの侍女・桃花(とうか)。
花のように愛らしい顔立ちでありながら、出世や野心とは無縁のぐうたら女官。
多くの女官を籠絡してきた延明にもなびきそうにない。
そんな桃花が唯一覚醒するのは、遺体を前にしたとき。彼女には、検屍術の心得があるのだ――。
後宮にうずまく数々の疑惑と謎を検屍術で解き明かす、中華後宮検屍ミステリ!
Amazon より
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こういった、普段知ろうとしなければ知ることのない世界を教えてくれるのが、書物だったり映画だったりドラマだったりする。
2年以上前に書いた記事。
babacham.net
この小説を読んだ時も、何と知らない世界の多いことかと感じた。
曳家という建築工法。審神者(サニワ)と呼ばれる人々の存在や侵してはならない昔からの因習や慣習。
また別の書物では、妖(あやかし)についてだったり、神々のことだったり。
きっかけは何であれ、知ることは楽しい。