今日という日の記録

「面倒見るつもりはないから」との宣言

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ほぼ2年ぶりに娘家族と再会。

孫は、私の顔を忘れていて、ちょっと寂しい思いもしたが、それでも過ごしている内に「ばばちゃん、ばばちゃん」と手をつなぎベタベタしてくれて嬉しかった。

しかし、次の帰国は1年後だから、その時にはまた忘れているのだろうな。

仕方がない、それが時間の流れだ。

 

娘と話をしていて、老後の話題になった時

「面倒見るつもりはないから」

と宣言されてしまった。面倒見てねと言ったわけではないのだけれど。

常々、子ども達の世話にはなりたくないと公言してきた私だが、それでも、どこかで何かあったら助けてくれるのでは?と期待はあったのかもしれない。

しかし、そう宣言されたことで踏ん切りも付いた。

 

先日の忘年会で、何かが起こるのではないかと思っていたが、ただの忘年会で、飲んで食べて終わった。

いつも、ボスに嚙みついて暴れる某さんが、今回は暴れるほどではなっかたことから

「ああ、お給料上げてもらったのだね?」

と確信したことくらいか。

まぁ、いいよ。私は今の仕事量で、それに見合った現在のお給料で満足している。

お給料上げるからと仕事量を増やされたら、体を壊してしまう。

 

待遇に関して、色々と不満はあったわけだが、最近は考え方が変わってきた。

60歳を過ぎて、週3日勤務。会社自体の業務量は増えているので、他の従業員の業務も多岐にわたるようになってきた。

しかし、私自身はイレギュラー勤務ということもあって、ここ数年は業務内容に変更はない。

しかも、体力的な問題もあるから、ある程度の気遣いもしてもらっている。それを考えたら、待遇が違うのは当たり前だよね。

綺麗ごとと取られかねないが、60歳を過ぎても働く場所があることに感謝をしなければいけないのだろう。

この先、体力の衰えと共に働く時間も減っていき、戦力外通告をされる日もやってくるだろう。

それを考えたら、働く場所があることに感謝しつつ、収入が増えるどころか減っていくことになっても、働くことが出来るうちは働き続けよう。

業務量・業務内容というベースが違うのだから、そういう人達と比べることなく、自分のできる仕事をね。正直、人間関係はきついけどね。

月に7万円ほどの収入があれば、今の家賃を払っていても、貯金に手を付けずに済みそうだ。まぁ、何が起こるか分からないけれど。

本当に働けなくなる日がやってきた時に、子ども達に迷惑をかけない覚悟で。

 

久しぶりの新宿駅西口。

行く度に、駅前の風景が変わり、地下道も変わり、迷子になってしまった。

一体、何十年住んでいるのよ。

 

  

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