「お願いと報告があります」
と言われ、何を言われるのだろうと身構えた。お願いというのは仕事上の責任が増えるということ。
そして、報告というのは昇給か?と思ったのだが、続く言葉がなく、ただ責任と伴う心身共にかかるプレッシャーが増えただけ。
挙句に「もっと頑張ってください」と。
何だろう。私が怠けているようにでも見えているのだろうか。何だかなぁ。
先日、怒りと悔しさを抱えたまま出勤し、誰かと会話をするのも怖く、ニコッともせずほぼ無言。
しばらくして、ボスに「ちょっといいですか?」とデスクに呼ばれ「何かありましたか?私に対する圧がすごいんですけど?」と訊かれた。
「別に何もありません。体調が悪いだけです」と答えたのだが、その翌日にこれだ。様々なことが上手く回らない。
私は頭が悪い。賢ければ、もっと上手な生き方が出来たのかもしれない。もし、ボスに対してイエスマンに徹していれば、給料はもっと上がったかもしれない。
おかしいと思うことも逆らわずに「承知いたしました」と受けていれば、理不尽な物言いも扱いもされてこなかったかもしれない。
この年齢になって気が付いても、遅きに失したということだろう。
いや、それ以前に人としての問題があり、それ故の今までの生き方が、今の私となっているのだろう。
全ては自己責任ということ。だとしても、今更やり直すことはできないから受け止めて受け入れていくしかないか。
このところ、腰痛以外にも何となくの体調不良が続いており、それが、このじめじめとした物思いにつながっているのか。
不健全な肉体には不健全な精神が宿る。
これが鬱の入り口とならなければいいなと願う。
さっ、明日から気持ちを切り替えようではないか。