新宿中央公園から、こちらも数年ぶりのブックファーストへ。
普段はkindleなので、本屋さん自体が久しぶり。
初めて目にする作家さんの名前や、大好きな作家さんの新作等が並んでいる。若かったバブルの頃なら、何のためらいもなく数万円分買っていたかもしれない。
しかし、今はお財布事情もあるしモノを増やさないことに決めているので、手に取るものの、そっと戻す。
そして「老後を豊かに暮らす」類の書籍の多いこと。高齢化社会で、高齢者はこういった類の書籍に答えを見出そうとしているのか。
私は自分で答えを見つけよう。
新宿散策の一番の目的は実はこれだった。
ジョジョの奇妙な冒険は未読だけれどドラマの「岸辺露伴は動かない」はすべて視た。
高橋一生さんが大好きなのでね。
しばらく幸田露伴だと思っていたのは内緒。
「あの、僕可愛いでしょう?と言わんばかりのあざとい笑顔が嫌い」と言った人がいる。
好きに言えばいい。好きなものは好きなのだから他人の言うことは放っておく。
5月26日公開。観に行こうかな。
だとしたら映画館は1年ぶりになる。前回は「トップガン・マーベリック」を息子と観に行き、オープニングで涙した。
おじちゃん、おばちゃんの心鷲掴み。
「撮影は短時間でお願いします」とプラカードを持った警備員さんが立っていたので、早々に、次の目的地に。帰りに、時間をかけてじっくりと見よう。
そしてALTAへ。目的は「オカダヤ」の手芸品コーナー。しかし、手芸品コーナーはALTAにはなかったので、本店へ。
また刺繡とかパッチワークとか再開しようという思いがちょっと沸き上がってきたのだ。
しかし、目の前にすると、材料等を一から揃えていたらお金かかるなぁ、また肩こりで泣くよ、モノを増やさないんでしょう?という気持ちの方が強く、こちらも見るだけ。
さぁ、帰ろう。とした時に、何やらおしゃれな雑貨屋さんが目に入った。
スタンダードプロダクツ
*ダイソーの新ブランドだということ。知らなかった。
買わないし、買うつもりもないので見るだけ。雑貨が好きで雑貨屋さんも好きだ。目の保養。
でも、何だか寂しい気持ちになった。
欲しいからと言って何でも買えるわけではない。好きだからと言ってモノを増やすわけにはいかない。
結局、お財布事情・部屋事情・人生の後始末をしてくれる人のことを考えると、今に甘んじるしかないのだ。
持たない暮らし。
ちょっと寂しい気持ちになったけれど、久しぶりに馴染みの場所に行くと、それはそれで新鮮な気持ちにもなる。
いつになるか分からないけれど、仕事を辞めたら若い頃に住んでいた街にでも行ってみようか。
日野、国立、国分寺。どんな街並みに変わったか楽しみでもある。