今日という日の記録

尋常性乾癬

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 初めて乾癬の症状が出たのは、3年ほど前。上腕部に数個赤いポツポツができました。虫刺され?と思って放置していたのですが、段々に大きくなってきて、それが腰回りにも出始めました。こんな症状は初めてだったので、皮膚科を受診しました。

尋常性乾癬

 診断結果は「尋常性乾癬」でした。

 乾癬とは

乾癬の中で最も多い種類であり、全体の約9割を占めます。主な症状は、皮膚が赤く盛り上がる「紅斑(こうはん)」、皮膚が盛り上がる「浸潤・肥厚(しんじゅん・ひこう)」、細かいかさぶたのような「鱗屑(りんせつ)」、フケのようにボロボロとはがれ落ちる「落屑(らくせつ)」です。一般に乾癬といえば、この尋常性乾癬を指します。

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 その頃、道端アンジェリカさんが乾癬であることを公表したことで、私にも聞き覚えがありましたが、その時は「そんな病気があるんだ」くらいにしか思っていませんでした。まさか、私も発症するとは。

治療法

 受診した皮膚科の女医さんは、あっさりと「尋常性乾癬ですね」と私に告げました。「ほら道端アンジェリカさんが」と言ったので「ああ」と。でも、道端アンジェリカさんは確か、すごく辛くて泣いてばかりいたと、インタヴューで答えていたような気がするので、そんな大変な病気になっちゃったの?と心臓がバクバクしました。

 ですが、女医さんは「大丈夫大丈夫」とニコニコしています。この笑顔に救われます。

 塗り薬、飲み薬、光線療法、注射(生物学的製剤)と4種類の治療法があります。私の場合は軽い症状なので、塗り薬で様子を見ましょうということで、ステロイド剤を処方されました。あとは「保湿よ、保湿」とも言われました。

 私はとことん乾燥肌のようです。砂漠?

原因

 原因はまだ完全に解明されてはおらず、免疫機能の異常と考えられているようです。遺伝だったり、煙草・アルコール・ストレスだったり、肥満・糖尿病・メタボリックシンドロームだったり。

 私に当てはまるのは、煙草・メタボリックシンドローム・ストレスでしょうか。アルコールに関しては、3ヶ月前から一滴も飲んでおらず、時々飲みたいなぁと思う時もありますが、それでも、すごく我慢しているわけではないので、断酒成功という感じでしょうか。

 肥満ではないけれど、健康診断ではメタボリックシンドローム傾向らしいです。糖尿病ではないけれど、数値が怪しくなってきている。問題は煙草とストレスですね。

 煙草に関しては、やめたいけれど無理そうなので減らす努力はしています。減らしたって1本でも吸えば同じことと人に言われたことがありますが、それは許して。という感じでしょうか。

 ストレスに関しては「出たなストレス」ですね。これは、皮膚科医からも「ストレスを減らすように」と言われました。どうやらストレス耐性が低い性格のようなので、この先、何とか図太く生きていけるようになりたいと思いますが、今更無理かなぁと思います。

 だったらストレス要因から離れましょう。となるのですが、仕事は辞めないと決めたので、仕事関係のストレスは何とか自分で工夫しなければと考えています。

今やっていること

 皮膚科医から言われたように、毎日朝晩の2回、全身に保湿クリームを塗っています。それから処方されたステロイド剤を患部に塗布。あまり連続使用しない方がいいのかな?という自己判断ですが、先日から1日1回にしました。改善されないようであれば、また朝晩2回に戻します。

 毎日、結構な時間を取られますが、身体的に気持ちよく過ごすためなので。

 どうやら完治が難しく、もしかしたら一生のお付き合いになるかもしれませんが、今はそれを受け入れています。

保湿にはニベアもありかも



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