先日、ラジオでは成人の日特集で「18歳の思い出」という投稿を読み上げていた。その中でリクエストのあった、佐野元春さんの「ガラスのジェネレーション」
久しぶりに佐野元春さんの歌声を聴いた瞬間、若い頃に住んでいた四畳半の木造アパートの様子が頭に浮かんできた。
トイレ共同でお風呂はなし。窓はサッシではなく木枠だったから、雨が降ると雨水が沁み込んで変色。
家具は布団とカラーボックス2個、小さな冷蔵庫、本棚、折り畳みテーブルとラジカセだけ。
そのラジカセから、よく流れていたのが「ガラスのジェネレーション」他にも色々な曲が流れていたと思うのだけれど、この曲のインパクトが強かったのだろうな。
そして、山口百恵さんが引退したのもこの頃。
テレビが無かったので、テレビを持っている隣室の女性が部屋に呼んでくれて、一緒に視た「ファイナルコンサート」
たった1曲だけで、その当時の色々な想い出が甦ってくる。歌の持つ力ってすごいなぁと思う。
「ガラスのジェネレーション」の中の1節。
「つまらない大人にはなりたくない」
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あれから40年以上が経った今。私はつまらない大人になっていないだろうか。
心の中に夢を一杯詰め込んでいた20歳の頃。何か1つでも叶えた夢があるだろうか。
私は、自分の存在自体を黒歴史と考えているが、それは子ども達の存在自体をも否定することになってしまうので、たった今から、その考えを捨てよう。
そして、今からでも遅くないよな。一つでいい。私の人生、後何年残っているか分からないけれど、やり切った!と胸を張って言える何か一つ。