今日という日の記録

家族の安否を心配しながら、TV報道を見守る元日

広告

 

 

特にすることもない元日。

夕方になって、ゲームでもするかとDQXを起動した瞬間に揺れた。

ゆらりゆらりと1分間くらい?TVにはアンテナを繋いでいないので、すぐにXにアクセス。

大変だ。あの地域は私の出身地。姉兄と親戚も多数。どうだ?と思いながらTverにアクセスすると民放各局とも報道特番をやっていた。

大変なことになった。もう何も手につかず、パソコンの前から離れることができない。

姉兄に連絡しようかと思ったが、多分避難中。そんな時に連絡は邪魔になるだけかと考え、落ち着くまではじっと我慢。

1時間くらいで我慢できず、兄に「返信不要」と安否確認のみのメッセージを送る。

姉はガラケーなので、電話しか手段がないのだが電話は控える。

兄に送ったメッセージが既読になったのはそれから1時間後くらいか。良かった、無事だ。

さらに1時間ほど経ってから、家族で避難所にいるとメッセージが来た。

我慢できずに姉に電話したが、通信状況が悪いようで繋がらない。想定内。

そして午後10時近くになって、家に戻ったと連絡。直後、姉から電話がかかってきた。姉家族も避難所から戻ったとのこと。元気な声を聞いて、本当に安心した。

 

こんな時思うのは、一人暮らしはとんでもない不安に包まれてしまうのだろうということ。特に高齢者は尚更か。

実際、震度6とか7とかの地震が東京で起こったら、私は落ち着いていることができるのだろうか。

落ち着いて冷静な判断で行動することができるだろうか。全くもって自信がない。

為す術が無く、ただ机の下にもぐって「いやだ、怖い」と震えながら揺れが収まるのを待っているだけであろうことは容易に想像がつく。

もう、今年は弱音を吐かず前を向いて淡々と生きていこうと決めたばかりなのに、元日から、その気持ちをくじいてくれる自然災害というやつは。

こんな時、一人で暮らしていることがたまらなく不安になる。だからといって、この道を選んだのは私自身なのだから、覚悟を決めて受け入れるしかない。

 

  

広告